存在そのものを少し前に知ったのだけれど、なかなか行く機会に恵まれず、今回前日からの強い決意と共に行ってきました。何しろここ、一月のう今の若い方はもう知らないのかも知れないけど、個人的には好きだったので、追っかけとかしてた訳じゃないけど。
朝霞という地には色々とご縁がありまして、でもここは駅からだとちょっと遠い。普通の住宅やらある中に、ちょっとだけ異彩を放ちながら建っている工場やら倉庫ふうの建物が、「本田美奈子ミュージアム」です。小劇場とかによく出入りしているむらかみが見ても、よくがんばったなぁ、と思うくらい手作り感満載の内装です。ステップやら舞台やら塗装も。
中は本田美奈子さんの使用していた貴重な品々やパネル展示がメインですが、舞台が付属していてミュージカルの公演なども行われる模様。開館時には、本田美奈子さんのフィルムコンサートも何度か行われます。幸運なことに、たまたま時間ちょうど良かったもんで、30分程度のこれも鑑賞する。大入りという訳ではないけど、彼女を偲ぶ方が見えておりました。
「アメイジンググレイス」聞いてたら、何だかちょっと泣けてきた。
人は死んだらお空の星になるとはよく言います。けれど生前、「太陽になりたい」と語っていた本田さんは、今の太陽のように、多くの人を照らしているのだと思った。