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執筆者の写真村上晴彦

千歳船橋 APOCシアター



 千歳船橋です。昔、近くまで自転車で通ってたことがあって、そんな遠くない勝手なイメージを持ってましたが、いざ電車で行ってみると結構先だった。「遠いから」とかって理由で敬遠している下北沢よかさらに先でしたわ。でも、ここ立派ですね。行ってみて良かったす。1階がカフェで、細い階段をのぼると上が劇場。天井も高い。今回は、フロア中央をアクティング=エリアとし、両側に客席というレイアウトでした。普通のセッティングも見てみたいです。

 劇団冷たいかぼちゃスープさんの『いる』を観てきました。最近よく出会う前説とかなくて、シンプルに放送のみというのがいい。『いる』って何でしょね、漠然とし過ぎて、「いろんな人がいる」ってことかな?「多様性」「共生」なんてことを考えました。

いろんな人を描こうとすると、芯はどこなんだ、って最近たまに思う。ほぼノンストップで一つ一つは面白いんだけど、人間関係をつかむのが大変、とか相対的に上演時間長くなる、とは最近いくつかの舞台観て感じましたかね。やっぱパイプ椅子で1時間45分はちとつらい。

 なにか「気づき」を与えたい、みたいなことが書いてあった。

一つ気づいたことがあるとしたら、暗転多すぎるのは、観ていてしんどいのですけど、ほぼないってのも案外しんどいということかな。同じ姿勢で座ってるの辛いから、そゆちょっと合間にさりげなく腰の位置直したりするのですが、この芝居、それがなくって。しかも対面にお客さんの目があるんで、余計気を遣いました。普段「暗転ばっかだとしらけるー」とか言ってるくせに、客って勝手なもんですね。すみません。

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