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執筆者の写真村上晴彦

三鷹 武蔵野芸能劇場



 武蔵野芸能劇場は、駅でいうと三鷹駅おりてすぐ、こじんまりとした芝居小屋的外観の劇場です。公共ホールで、サイズもお値段も手頃ながら、実際使うとなると抽選など難しいところもあるようです。そんな劇場へ、友人に誘われたもんで、『ひいらぎ白鷺編』を観に行ってきました。

 提灯に幟と、外観から内装まで和風なこの劇場に時代劇は合っていると思う。消息を絶った母を探して、一人里を出る伊賀の女忍者の物語です。前の席で観たので、立ち回りとかは迫力ありました。逆に地の芝居は、ちょっと弱いかな、と。衣裳は立派なんですけどね、ほぼ裸舞台で大道具なしだと、場面数多いのにどこがどこなんだ、という部分はあったと思います。

 最後、写真撮影がフリーなのは逆に現代的だと思う、客が舞台にあがってもいいシステムはお客も喜ぶだろうし、良いと思いますよ。

とうがらし屋さんの、とうがらし型ポーチ欲しい。

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