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執筆者の写真村上晴彦

戸田市文化会館


 荒川渡って埼玉県は戸田市ですね。戸田市文化会館に、TODA CITY TEHATER劇団ONEさんの、『國語元年』を見に行ってきました。知り合いが出るので、ここを訪れるのはもう③回目くらいかしら。冷静に地図を見てみると、埼玉とはいえそう遠くはなくて、いつも通っている同じ練馬区の職場と実はそんなに変わらないけど、川を越えると遠くに来た気がするものですね。

 『國語元年』というのは、かの井上ひさし氏の作品で、NHKのドラマとして放送されたものを更に戯曲化したものであるらしい。結構な大作で、休憩挟んで二時間半くらいあった。個人的な印象としては、いわゆる市民劇団が扱う演目としては、ちょっとハードルが高いのかも知れないとは思いました。方言とか難しいし。当然料金はお安め。なので、これはこれでよいのかしらと思った。実際、どういうコンセプトで活動しているのかは知りませんが、市民参加型ということなので、学校の部活動なんかに似て第一に出演者たちの楽しみが来てもそれはいいのかなと思います。正直、演劇には大きすぎるかなと思うけど、立派な劇場の舞台に立って、パンフレットもフルカラー、ギャラリーにはスチル写真の展示もあってと、出る側としては相当に恵まれていると思うからそれはそれでいい。実際、どの程度の負担があるかはわかりませんけどね。

 ただし、舞台であり、そして料金をとって見せている以上は、観客の満足ということもやはり考える必要はあって、そこはこれからの課題というか、どういう芝居をどういう形で作っていくのかは追求していく必要があるんだろうとは思いました。


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