西荻窪にあるシアター2+1アトリエです。ここを訪れるのはほぼ練馬大根一味さんだったんですが、今回は違うんです。演劇企画ニガヨモギさんの『不在のル・パンデュ』を観てきました。しくじったことに、14:00とばかり思い込んでまして、ランチがてらのんびり自転車で行けばいいと目論んでたところ、開演13:00じゃん!ということに当日気づく。いやー、やっぱ前日に時間確認しておくべきですね、毎回。そういえば前回RAFTさんでは、開演時刻直前に着いたはいいが、すでに開演していて裏口入場だったなあ。
飛ばせば開演には間に合うはずと自転車で出たはいいが、今度は微妙に曲がるとこ間違えてちょっと遠回りしました。それでもまあ何とか間に合うなと思ったら、劇場前で練馬大根一味の庄司氏にバッタリ出会いました。まあ、庄司氏はシアター2+1の人でもあるから、いても全然おかしくないんですけどね。
『不在のル・パンデュ』、どういう意味かわからないし、ちょっと難解なのかな、とか想像してったんですけどね、そんなでもなかったです。もしかして短編オムニバスなのか、と序盤ちょっと思ったけど、進むにつれ出演者はみな一役、一本の物語だとわかってきました。宮沢賢治の一節だったり、あとでパンフ読んでみるとゴッホだったりベートーベンだったりいろんな要素を盛り込んでまして、知ってるとより楽しめるのかもしれないけど、自分みたいな予備知識あまりなしの輩でもついていけるようにはなってたんじゃないかと思う。
決して全てがすっきり解明されるというわけではなく、謎を残しつつ幕なんですけど、そんな暗くもなくてほんわかしてそれはそれで良かったんじゃないかと思った。
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