下落合駅からすぐ、西武新宿線の線路沿いにTACCSはあります。立派なビルで、中も劇場内もキレイなとこです。もう何年ぶりかな?の世界ですけど、剱神舞台さんの『偲び唄』観に行ってきました。そんな話題から入るのもどうかなと思うのですが、新型コロナウィルスの影響で、公演中止が相次ぐ中、幕を開けるというのは勇気のあることだと思う。断腸の思いで中止を決めるのもまた勇気のある決断だろう。舞台は常に変化する状況に対する判断の連続なので、どう決断しようとそれはそれでいい。そこで公演が行われるなら、自分が体調崩さない限り劇場を訪れることはしていこうと今思ってる。
前置き長くなりました。剱神舞台さんは二回目です。出演者の皐乃芽唯さんとはちょっとした縁があって、うちのワークショップ手伝ってもらったことがある。そんな縁もあり、前回観た舞台面白かったので、是非また生きましょうと、そんなとこです。例えば、撮影アリとか、色々お客さんを楽しませる趣向満載だった前回のイメージが結構強烈で、でも今回はショー的要素の濃いものから、まだやってるから細かいことは置いとくけど、だいぶストレートというかストーリーに寄せた感もありまして、役者さん前回観たときよか若い方中心という感じしましたけど、ひたむきにまっすぐに演じていた、というイメージでした。
早い展開もスピーディな立ち回りも一時間四十分という上演時間も今の情勢には合ってるんじゃあないかと思うのですよ。西洋の剣なんかもそうですけど、日本刀にも古来より魔を払う力が宿るといわれてたみたいな伝承が多々ありまして、是非是非ウィルスを切り裂いて欲しいもんだと真面目に思った。
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