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執筆者の写真村上晴彦

スペーシア日光の旅


 旅の楽しみ方というのは、人それぞれでいいんじゃないかと思う。自分は割と行き当たりばったりなのですけど、世の中には行程をあらかじめ決めてかからないと不安になるタイプの人もいる。事の起こりは、なんかいい電車に乗りたいな的な話で、だったら始点が浅草とそこまでがちと遠いけど、乗ったことないスペーシアがいいんじゃないかということになった。考えてみるとよくここまで辿り着いたなどいう感じもする。で、どうせなら個室がいいんじゃないかと勝手に思った。

 スペーシアは、今年新型のスペーシアXなる車両がデビューするそうで、それも魅力的だが時期的に三月に落ち着いたので、またの機会に乗ってみたい。

 とりあえず東照宮には行ったことあるけど、陽明門の大修理前のことだし、また行こうと思った。大河ドラマがまた家康な影響かなんだか、東照宮はかつてのイメージのように自由にぶらぶらできるわけもなく、あちらこちらで行列もできていたので、そこそこに引き上げた。輪王寺にも寄った。こっちの方が穴場的に空いてて良かった。

 前回は車で大変だから上まで行かなかったので、今回は華厳の滝くらいは見ようと思ってバスでいろは坂のぼっていった。その日は霧がかかっていて、ちょっと微妙だったんだけど、次第に晴れてきたので人も割とまばらでゆったり観瀑できた。

 意表を突いて、というか探しはしたが、東武日光付近には手頃な宿がなくて、下今市に宿泊することになったんだけど、ここはほぼノーマークで寝るだけのつもりで行ったのですが、知らないスポットがあって案外充実していたので、それはそれでまたおいおい。

 一人旅と二人旅の狭間で、気を遣ったり互いに好きに過ごしたり、こういう微妙なバランスというのも時には大事だと思った。さて次はいつどこへ行くやら、です。


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