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執筆者の写真村上晴彦

両国エアースタジオ


 両国は、たぶん昨年暮れぶりですかね。そうそう来るところではないのですが、たまたま出演者の池下さんから案内を頂いた舞台がこちらのエアースタジオさんでした。駅から近い。地下にスタジオがあるのですが、思っていたよか広かった。と、先週の絵空箱と同じような感想。こちらは客席の段差があるので見やすい。結構あっちこっち行ってるつもりだけど、まだまだ知らないところあるんだなぁ、と思った。

 今回観たのは、J@NOMEDROPS Produceさんの『蜘蛛の巣』です。アガサ=クリスティ。室内劇なので、ほぼ全面パネルで囲んでいる。床も板張りで古い家具。ドアや窓の奥も作りこんであって、よく作ったり色々取りそろえたもんだと感心する。四千円というお値段はちょっと高いなぁ、とは思ってたけど、4台(3台だったかな?)のカメラで配信も行うとのことで、いろいろ費用もかかる上に、客席は削っているからこうなるのもしょがないか、とちょっと思った。

 あれ、待てよ。この公演は一演目でなくて、『ねずみとり』と二本立てだよなー、とあとで思った。同じ道具立てでやってるのかしら、そっちも観てみたら面白いかもと思った。

 前に原作を読んだことはあるのですけど、舞台で観るのは初めてです。ミステリーだけあって、そういう幕開きなんですけど、新しい人物が登場するたびに、ちょっとずつテイストが現代風になってく気はして。役者さんも比較的若いし、だからこういう演出なのかもしれないですね。まだ公演続くので、ネタバレ注意的なお願いもあったもので、あまり内容には触れないけど、原作と変えているところはあって、それが良いか悪いかというのは評価が分かれるところかも知れない。

 こういうことでもないと行かないエリアを歩いて、初めての劇場だったのであまり出歩かない昨今、楽しいお出かけでした。考えてみると、随分いろんなことあったなぁ。この一日だけで、それは全くの個人的なことなんで関係ないから触れないけど。

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