練馬区の厚生文化会館です。今回はこちらでのドラマ=リーディングとなりました。実は来月もここだったりする。前回に引き続きまたしても男所帯になりました。で、色々考えまして、前回は岸田国士だったり、翻訳物にしようかと思い、アリストパネスの『雲』にしました。ちょうど登場人物男性のみでよいかなと。選挙戦まっただ中だしとか勝手に考えまして。アリストパネスの『雲』には、かのソクラテスが登場するのですが、ここでは弁論をなりわいとするソフィストの代表格みたいな位置づけになっている。借金を背負った男が返済を免れるためにソクラテスに息子と二人弟子入りして、みたいな物語です。単純そうではありますが、劇構造が意外に現代的なところがあったりして面白いです。もっとも、難しい言葉もあり、横文字の言葉も多く、初めての皆さんはそれなり苦労もしていたようで。二巡目には少し盛り上がっていました。
ちなみに次回は、11月24日(日)を予定しています。
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