今回は、むらかみに余裕なくって読んでる絵がないです。4月のドラマ=リーディング会を、練馬区の生涯学習センターでやってきました。体調がいまいちでどうしようかと思いましたが、見学の方も来ることになってたし、いつものメンバーも来るので、短くても何かしら読もうと思って、比較的ストレートでわかりやすいもの、あんま長くないものと考えまして、菊池寛の『父帰る』を用意していきました。登場人物も五人でちょうど良かった。この作品を取り上げるのは二回目なんですけど、実はこれ、結構好きです。古い作品ではあるのですが、何だか今の日本の状況にも当てはまりそうなところがあるなあと思って。
暗示的というか、どうとでも取れそうなラストもシンプルでいい気がしてきた。書きすぎじゃないかとおもうような作品に最近けっこう出会うこともありまして。当初は見学と言っていた方も後半読み合わせに参加してくださって、これはこれで良かったです。
そして次回は、5月19日(日)を予定しています。
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