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執筆者の写真村上晴彦

江古田 ワンズスタジオ


 心なしか、外観が変わったような気がします。看板をかけかえたのかしら。江古田のワンズスタジオさんへ『語り語り~二人会~』を観に行ってきました。前回行った時にはまだ宣言下で客席空けていたけど、今回は通常に戻っていました。マスクは必須、それは当たり前ですけど。色々制限が取っ払われたということで、気分も大きくなるのか、客席内で会話していた客が、スタッフさんか近くにいた客に会話は控えるようにとたしなめられるなんて一幕もありました。こういうのが緩みというヤツか。実は自分も、その少し後に後ろの席に入ってきた客が隣の方と結構聞こえる声で話を始めたので、あまりやりたくないけど、注意した。せっかくの観劇、楽しみに行ってそこで我慢するというのは本末転倒と言ってしまえばそれまでなんですが、今この時代、舞台を守る、という点からすると、観客の側にも楽しむことはもちろん、一定の節度は保たなければいけないなー、と改めて思った。

 それはさておき、『語り語り』というだけありまして、朗読の二本立て+オマケ的演目が一本です。三島由紀夫の「海と夕焼け」、岡本かの子の「娘」、そんでオマケはたしか夢野久作と言ってたかなー。朗読、一人で作品を支えるというのはなかなか大変で勇気がいると思う。だからやってる人はえらいなぁと毎回思うのです。個人的には最後に掛け合いがあって、客席にも笑いが起こって、ああこういうのってやっぱりいいなと思いました。

   

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