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執筆者の写真村上晴彦

九段下 GEKIBA


 元々はそういう予定ではなかったんですけどねー、雨だし、こちらの公演に関わっている榛葉氏から案内をいただいたもので、急遽行ってみることにしたんです。雨だから電車乗り継ごうと思ったけど、乗り換えがめんどくさいのと、時間に余裕があったので、やっぱり飯田橋から歩くことにしたんです。飯田橋で地下鉄下りて、道路を横断しようとしたら、どうもMGCとセットで行われているランニング大会のためにそれが叶わず、地下と地上を行ったり来たりすることになりました。

 それでも後の道のりはまあまあ順調で、途中東京大神宮に立ち寄り、あっけないほど早くに現地に至りました。初めての時よりだいぶ近い気がしました。だもんで、珍しく一番に到着しました。しかしあの階段だけは慣れないなぁ。受付をなぜだか受付の方が覚えていて、名を聞かれることもなくあっさり通過しました。ありがたいことです。

 で、演奏舞台さんの『ちょんまげ手まり歌』。50周年記念公演ということで、旗揚げの頃に演じられた作品であるらしい。申し訳ないことに勝手なイメージでタイトルから、なんか少しお笑いっぽいものを感じていたのですが、そうではなくむしろ結構ドス黒いお話でした。由緒ある演目だからか、50周年だからか、演者さんたち少し気合い入りすぎていたきらいは感じなくもない。昔の作品で、時代設定もどうも江戸後期とか末期とかそんな感じがするんだけど、そこで起こっていることは、むしろ今の日本の状況をなぞっているような気がして、むしろそっちの方が恐ろしいもんだと思った。

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