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執筆者の写真村上晴彦

メルシアーク神楽坂


 神楽坂です。この日は少し雨がチラついていた。駅からの道すがらなんか賑やかだなーと思ったら、赤城神社のお祭りも重なっていて、近づくにつれて人が増えていきました。前からの習慣で裏側からアクセスしていくので、なかなか進めないということはなかったのですが、お囃子の音楽など聴きながら劇場へ行きました。

 メルシアーク神楽坂です。表現集団りでんぷしょんさんの『怪物慟哭』見に行ってきました。出演者の一人であるmanegoさんに誘われて予約いれたんですけど、実は照明の滝島氏に頼まれてライトを貸し出してまして、今回は無料にしてくれました。考えてみると、前回もそうだったなぁ。

 怪物というと、どうも50-50を達成した大谷選手とか真っ先に頭に浮かんじゃいますけど、まともに異形のキャラクターたちの物語です。童話とか下敷きにしたダークファンタジーといいますか、中身についてはまだ上演中でもあり、あまり掘り下げはしませんが。身体表現とか織り交ぜて、お客さんサービスも加えてました。で、結局のところ、人間らしさって何なんだろうとか考えました。

 余談ですけど、終演後に帰ろうかと思って席を立ったところ、着席していた原田達也氏に久しぶりにお会いしました。これも何かの縁かしら。

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