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執筆者の写真村上晴彦

ひまわりスペースさんのこと


 今回、たくさんの想定外に直面したのですが、あたふたする中でたどり着いたのがこちらのひまわりスペースさんでした。よく見ると中の時計もひまわり。

 東京は4月25日から緊急事態宣言下におかれるということで、まずは稽古で使っている練馬区の施設が貸出を停止する。かといって、本番はやるつもりだったので稽古はしなきゃということで慌てて探したのがこちらでした。駅もジョイジョイさんと同じ桜台。こんなところに貸しスペースがあることを初めて知りました。その直後、ジョイジョイさんとお話した結果、使用は延期としましょうという結論に至る。だったらもう無観客でなくてほんとに延期だなぁ、GW一気にヒマになるなぁ、と諦めかけたところに思いついたのが、「ひまわりスペース」使ってみて良かったら、ここで出演者交流会的なものになっても、無観客公演をこじんまりとでもできないだろうか、ということでした。

 実際に中入ってみると、ちっちゃい舞台があり、音響設備があり、照明もあり、と小品であれば十分上演もできるな、ということでした。そのことを皆に説明して、当日もそっこー部屋を押さえました。ありがたいありがたい。

 キッチンもあり、カウンターもあり、キーボードにギターもあり、大画面モニターもありと、小さいながらも色々整っておるので、色々オプションで料金が発生するところは、使う側にとってみると一括だとありがたいのですが、それでも思った以上に良いところでした。ただまあ、楽屋や袖などはないので、実際、公演を行うとなると人数や衣装道具など工夫で乗り切る必要はある。今回は、朗読の原田氏チームとうちだけになったので良かったんですけど。

 でもジョイジョイさんよりさらにうちから近いので、今度なんか小さい発表会をここでまたやろうと思った。直接関係ないけど、現都知事の自宅も桜台にあるとかないとか、そんな噂。

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