記事を書くのも久しぶりだし、そもそも緊急事態宣言下であまり出かけてない。でも芝居はそこそこにかかるという、やや奇妙とも思える状況ですね。これでいいのだろうかと思うと案の定東京の感染者また増加に転じている、という困った世界です。商店街をちょっと外れた住宅地にあって、歩いてたら行列を発見する。「もしかしてこれか?」と思ったらラーメン屋さんでした。そんな緊急事態宣言。
江戸川橋とは、なんとなく立ち寄るエリアではあるのですが、こちらを訪れるのは意外にも初めてです。中に入ってみると想像よか広くてしかも入口抜けてすぐ劇場なので、意外に開放感がありました。席数絞っているのもあるんだろう。salty rockさんの『水に棲むぼくたちわたしたちのウタ』観に行ってきました。出演者である神野氏に案内を頂いたからなのですが、別ルートで昨年知り合った原田氏も出演しているという、珍しい取り合わせです。
観てみると、タイトルの意味もわかろうというものなのですが、舞台は二方を透明シートで客席と隔てられた世界です。メタなおはなしなんで、全部を理解できたとは思わないけど、閉塞感漂う現状だからなのか、閉じた世界でもがき、叫ぶ。そういった苦しさみたいなものは感じましたかねー。たまたまなのか、たまに観ると舞台は今こういうのが多いのかなー、と思った。原田氏は原田氏で淡々としていた。まあ、明るく能天気な芝居見せられても、それはそれで、「これでいいのか?」とひねくれ者のむらかみはまた思うかも知れないのですけど。
上演すること自体に難しさが伴うこんな時代なんだけど、舞台は開幕してほしい。機会があるなら劇場に足を運ぼうと思う。ちなみに次回は来週です。
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