恒例のドラマ=リーディング会です。ここ、壁面は片側全面ガラスで採光もよく、写真で改めてみると意外とおしゃれ。実は、いつもの机・椅子つきの部屋が空いてなくて、保育室なんですよね。なので皆さん床に座り読み。巡り合わせというのは面白いなもので、こんな時に限ってまた参加者が増えて今回は11名の参加がありました。シニアから中学生まで。ギリシア悲劇をやろうと思い、でも女性が多いと予想されたのでエウリピデスの『トロイアの女』用意していったのですが、案外男女同率くらいでした。まあわかりきったことなんですけど、人数が増えればそれだけ、一人あたりの台詞はどうしても少なくなるので、そのへんのバランスは改めて難しいですね。短い抜粋にして、均等に読むというのも考えましたが、うちの会はやはり通しで一作読み切ることが一つコンセプトなので、そこは続けていこう。読み慣れた、演じ慣れた方から、全く初めての方までいらしたので、経験というか技倆というか、そこのバランスも難しいんだなぁ、と感じました。
てなわけで若干慌ただしくはあったんですけどね、個人的には結構充実した時間を過ごしました。あと、全く初めての方もいれば、意外な人が意外な人とつながっているみたいな不思議な縁が明らかになったりして、いろいろ将来性のある発見もあった一日でした。
月一回ペースでやっているので、興味を持ったら、是非一度来てみてください。
発表に向けて、ちょっとした短編劇のレパートリー化にもぼちぼち取り組んでいきます。
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