順番からするとエントリーしたのはこっちが先なんですよね。浅草花劇場(アサクサカゲキジョウと読むらしい)に、知り合いの皐乃芽唯さん出演舞台、𠝏神舞台『妖し唄いて その姿』観に行ってきました。
日本最古のゆうえんちという「浅草 花やしき」の一角に劇場がございまして、遊園地の中に劇場というと、なんか野外ステージでキャラクターショーみたいなイメージありますけど(そう言えばTRICKの山田奈緒子は花やしきでマジックやってたなぁ)、行ってみたらここは屋内型の立派な劇場でしたー。まだ新しそうでエントランスとか階段とか白を基調にとってもキレイ。
お値段¥4000というのはちょいと高いなぁ(たかのさんだけに、すみません)と思ってたけど、この規模とか内容なら納得は行く。ゆうえんちの入場料も込みなので、実質¥3000と思えばむしろ安いぐらいと、さんざん花やしきで遊んだ身で思った。
立ち回りがあって、登場人物が妖怪で「妖し唄いて」というタイトル、そして神秘的なオープニングと、だから結構ハードな内容を勝手に想像してたんですけど、実はそんなことなかったです。オレの前の席にいたちっちゃい子初手から泣いてたけど。出演者さんたちもなだめようとしてました。でも個人的には結構おもしろかった。そういう意味では遊園地のキャラクターショー的な要素もありな、だからこの劇場的な舞台創りと言えるのかなと勝手に思う。
「これ、どの程度台本通りやってるんだろう?」「そもそも歌とダンスと立ち回り以外台本あるのかな?」と思うくらいのある意味シンプルなストーリーなんですけど、だから一歩間違えるとグダグダなんだけど、そこはぬらりひょん様はじめ慣れてるというか練れてるというか嫌みがないので結構面白いです。それでいて、ちょっと哲学的なこと考えさせられた。
最速を標榜する殺陣に期待していた割にはなかなか戦わないなぁとかはじめ思って見てたんですけど、実際に見てみると何でそういう構成なのかとか、最速の意味とか少しわかった気がする。
写真撮影もフリー、お客さんサービスたくさんあって、舞台も高くて割と観やすいし、欲言えば客席フラットなんで段差ついてるといいなと思いはしましたけどね、あと公演日火水というのはちょっともったいない。土日とかやればいいのになー。
撮影OKとわかってれば一段長いレンズ持っていったんですけど、ま今回はしょうがない。でもこの企画またあったら行ってみたい。
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