渋谷 Bunkamuraと東急本店
- 村上晴彦
- 2019年1月3日
- 読了時間: 2分

正月からいきなり渋谷。元々ここが目的地ではなかったんですけどね(最近そういうの多いなぁ)、Bunkamuraに行ってきました、だから寄ってきたと言うべきか。ここは劇場もあれば映画館もあるし美術館もあるというマルチないい施設なんですけど、高級なイメージがあってちょっと敷居が高い。元々小林志郎氏のところへ新年の挨拶に行くところ、それだけではもったいないので、絵を見ることにしたんです。松濤美術館も戸栗美術館も休館、結果として営業していたザ・ミュージアムへ「ロマンティックロシア」に行くことにしたのです。

開館よか少し早く渋谷駅に到着してみたら、109では入場待ちの行列ができていた。それをやりすごし、東急本店前に辿り着くと、垂れ幕に、「ジャイアント馬場展」というものを発見して、無料だし、懐かしかったもんでそれを先にのぞくことにしました。等身大人形がデカい。ベルトやトロフィーが超りっぱ小さなスペースだけど、改めてジャイアント馬場というレスラーの偉大さを感じる企画でした。これはこれで良かった。歩いてて何か気になるとちょっと見てみる、というのも楽しいもんです。
で、本命の「ロマンティックロシア」ですね。絵なら今、ムンクとかフェルメールとか来てるじゃん。そっちのが有名だし見てみたいけど、あんま混むのもやだし、上野だし。絵はそんなに詳しくないもんで、名前知らない画家さんばっかりなんですけどね、宣材になっているクラムスコイの「忘れえぬ女」をはじめ、派手さはないかもしれないけど、綺麗ですよ。思ったよか繊細で。なんか、ロシアって大ざっぱな感じするのはむらかみの勝手な イメージです。すみません。「ジャイアント馬場」と「ロマンティックロシア」二つの全く異なる世界を堪能して、渋谷を後にしました。
で、思った。一月のリーディングは、やっぱチェーホフだな。