劇場自体は今年三回目なんですけど、プレイハウスはいつぶりだろう?たぶん、藤城清治さんの影絵以来の気がする。23日に開催される、「東京都特別支援学校総合文化祭 舞台芸術・演劇祭」というのがあって、仕事柄、リハーサルの手伝いに行ってきました。障がいのある生徒さんたちの舞台なのですが、皆さん一生懸命に、そしていつもと違う環境にとまどいながらも楽しんで演じている。舞台関係者も、教員もみんな温かくサポートしている。
演劇の起源が祭祀における忘我だとするなら、もしかしたらその原初的な感動がここにはあって、俺の方が余計なこと考えすぎてるんじゃないか、と思わせる清々しさがあるような気がするのです。毎年行われているこのイベントも、一般にはおそらくあまり知られていないし、特別支援学校の様子というのも同じような状況にあるような気がする。入場無料だし、たくさんの人に観てもらえたらいいなーと思う。ちなみに、美術展もあるんですよ。