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執筆者の写真村上晴彦

コロナ禍でやる舞台 その2


 結局、三月が過ぎ、四月に入っても感染がおさまることはなく、4月7日には政府の緊急事態宣言が発出されるに至る。休校はそのまま継続、むらかみも週一回程度の出勤以外は在宅で過ごすというステイホームぶりとなる。練馬区の集会施設は貸出を停止。これが解除されるのは、結局5月25日のことになりました。

 この間、ドラマ=リーディングはしょうがないからリモートで開催。七月に予定していた参加予定の舞台は中止となる。毎夏に行ってきた中学生相手のワークショップも、学校が部活はおろか授業すらままならない中なのでこれも今年は中止となる。ほんとは、四月五月あたりで上演の準備を徐々に進めていこうと目論んでいたが、それもままならず五月は過ぎた。ただこの間、新作を書きためるという副産物があったり、リモートは長時間はちょっと難しいが、遠方のたとえば大阪在住の土橋氏が参加できる、などのメリットもあった。

 緊急事態宣言が解除されても、東京都は独自のロードマップを発表。この通りにやられたら舞台ができるのはかなり先のことになるなあ、と困った困っただったのだが、経済の再開を急ぐ政府の方針に押された形か、結局額面通りに実施されることなく緩和は続きました。6月に入ると徐々に練馬区の施設も再開されていく。ただしはじめは、大きな声を出す演劇や合唱、ダンスなどの利用には制限がかかっていた。それでも会場の関区民ホールはじめ、ドラマ=リーディングで利用する生涯学習センターなども6月中旬ころには演劇目的の利用が再び認められるようになっていった。

で、だいぶ遅れたけれど、イケるかもしんない!ということで、いよいよプロジェクト始動。「感染症対策をとりながら、今できることをやってみる」ぷち✕2夏まつりはスタートしました。

その3につづく

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