代々木八幡 Visionary Work Garage
- 村上晴彦
- 2019年8月17日
- 読了時間: 2分

こないだ仕事で参宮橋行ったなぁ。そん時も暑かった。そして今回は代々木八幡です。今日もやはり、というかたぶんそれ以上に暑かった。それもどうかと思うんですけど、暑いから室内に入ったら冷房の効いたところでゆったり羽のばしたくもなりますが、そうもいかない厳しさ。外が暑いということで、健気に気を遣っていたのですけどねー、会場小さいと難しいですよねー。
いっこ大劇場はさんでまたちっちゃなスペースです。Visionary Work Garageというところに、劇団天動虫さんの『檸檬』観に行ってきました。不思議なことに、前の駒込に似たL字形のレイアウト。前回はLの角に観客がいて両方を場に応じて見るのに対して、今回は角が舞台で両側から観客が見るというスタイル。このスケールならば、視点の移動がない今日のが個人的には好き。
挑戦ということですから、これはこれでいいのですよ。そんな詳しくないけど表題作の『檸檬』はじめ、日本の近代文学を何と申しますか半朗読スタイル。だから個々の話は面白いんですよ。でも皆さん本持たないで演じるのでそれは凄いと思った。台詞ならまだしも、ああいうの多分俺覚えられない。だから、結構稽古積んだのだろうと思う。今歌舞伎の朗読に関わっているけど、朗読劇というのもあっちこっちでよく行われているけど、そこに難しさは感じた。
この舞台は、あくまでも役者の肉体を通すことに価値があるのだろうと思って、そこはとっても意欲的だな、と思った。今日のようなコンディションだと、一人で涼みながらゆったり本広げてるのとどっちが愉しいかと考えた時に、うーんと考えてしまったのは暑さのせい。今度また、朗読みたいんじゃなくてふつうの芝居やるのを見たいと思いました。
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