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東武練馬 ミニミニ公演


 むらかみは普段の行動パターンから、え、ここ劇場なの?てところに劇場があるというケースを結構たくさん知ってますけど、ここはなかなか見ない。何しろ、普通のマンションの一室で芝居やってるからです。普段は生活しているそうなので、写真も出せないから、近くの商店街からガードレールについている馬頭飾りです。練馬だから。

 というわけで、ちょっと前に知り合った古谷一郎氏のミニミニ公演を観にいってきました。古谷氏とは、ネット経由で知り合ったのですが、実は小林志郎氏の舞台に若い頃立っていたり、それをむらかみが観たことがあったり、結構不思議な縁の俳優さんです。

 その古谷氏が本当に自宅の六畳間を改造してそこで二人芝居を演じている。観客も五名さま限定という公演です。実際あがってみると、人数制限のこともありまして意外とゆったり観られました。もはや作者の名すらはっきりしないという、古谷氏が昔やったことあるという演目なのですが、商品を売りにきた営業マンと売り込みを受ける客の立場逆転コメディみたいな芝居なんですけど、お二人とも熱演で、内容も演技も、どこか懐かしい感じのする舞台でした。何よりこんなマンションの一室を改造してそこで芝居打ってるというその情熱と申しますか、この人ほんとに芝居好きなんだなと思いました。

 あまり一般には宣伝されてないような気がしますけど、いろんな意味で、これには一件の価値があると思った。あと、東武練馬たまに行くけど、まだまだ知らないものを発見したので、まあそれについてはまたおいおい。


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