戸田市文化会館
- 村上晴彦
- 4月7日
- 読了時間: 1分

戸田市役所側から見た戸田市文化会館です。こちらには、総席数1200程の大ホールがありまして、その必ずしも演劇向きとは言えない劇場をを拠点として活動している,、戸田市の劇団ONEさんの舞台を見に行ってきました。公共も民間も含めて大小あれやこれやの劇場が結構な数営業している東京都とは異なり、地方で演劇をやるというのは色々と苦労はあるのでしょう。どうしても舞台の大きさとか気にはなりますし、それが妥当な線なのかも知れないけど、一回公演でいいのかどうか、とか。
今回の演目は、かのチェーホフ『桜の園』です。これまたいろいろ評価の分かれる戯曲らしく、原作には「喜劇」との記述があるものの、その背景は没落貴族の行く末というそっれなりに悲劇的なものです。まあ、悲劇と喜劇は紙一重なのだろうと思いますけど、そんなこんなで、正直何が正解なのかは自分にもわからないです。創り手の好みというかスタンスが問われる作なんじゃないかと改めて思いました。
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