写真は、ひばりヶ丘駅の北口です。久しぶりに前を訪れたのですが、全然前と変わって綺麗になっていました。「明けない夜はない」とはかのシェイクスピアの『マクベス』に登場するマルカムのセリフと言われていますが、こんな日が来ようとは、です。ちょうど新型コロナ流行期から部活動も当然中止になるなどして、うちの中学生を対象としたワークショップもしばらく途絶えていたのですが、今年めでたく復活となりました。その当時は、「一回途切れたらまた始めるの難しいかもな」と思っていたのですが、まさに「明けない夜はない」です。
その第一弾がこちらのひばりヶ丘駅が最寄りということなんです。実は多摩地区の中学をワークショップで訪れるのは初めて。仕事で通ったことは昔あるんですけれども。そちらの方々にとっては今回が初めてということで、依頼は午後に三時間。大体80~100人くらいというお話でした。ところが連絡を重ねていくうちに100人が120人超えになり、「さぁどうしよう?」となりました。コロナ前は、人物7人で3分くらいの戯曲を1日かけて創るプログラムだったのですが、120人で三時間ですと、そうもいかないかなぁ、と悩んだ末に、テキストを更に短くして人物を10人にするというチャレンジを決意。前にテキストを半分の長さに切り詰めた時にはそれはそれで苦労したので、そっから更に短くできるのか?とか思いつつ、よりシンプルなものを、何とか6本書きました。手前味噌な話ですけど、これはこれでなかなかよくできてました。
当日、会場入りして、参加校全てが揃う頃には開始予定時刻を少し過ぎていたのですが、そんなわけでそっからは少し駆け足なのですけど、本を渡してグループワークになりました。
はじめは少し固いかしら、と思って見ていたのですが、そのうちどこからともなく立ち上がるチームも出て、みんなで立つようになり、動きもついていきました。今回は稽古時間短いからセリフ入れるようにとも言わなかったのですが、発表の時にはみんな本置いてた。終わってみたら予定よりも早く発表もできて、振り返りもできた。後で色々思うことはあるのですけど、生徒達も楽しめたようで、初めてのフィールドでこのパフォーマンスは良しとしましょう、です。今夏、場所と人を変えてもう一回ワークショップやります。
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