日程的には、通常のドラマ=リーディング会の枠ですた。たまたま、ちょっと広くて照明と音響が使える部屋が空いてて取れたもので、いつもよか上演形態に近い形でやろうと思いました。バックステージツアー的なこともやっていいかなという初の試みです。
ところが、ですよ、いつものメンバーたちも欠席欠席との連絡立て続け、「もしかして、オレ一人なんじゃね?」的なことも頭をよぎりました。
ギリギリになって二人ばかし参加の申し出があり、ま、何とかカッコはつくかな、男三人で何か短いものをとか考えていたのですが、直前で見学の希望がありまして、照明設備も見てみたいとのことで、結果としては総勢六名となりました。大盛況とまではいかないけど、まあ良かった良かったです。
で、その方たちのために、ごく短いものを舞台で読んでみたら楽しいんじゃないかと思って、拙作のワークショップ用ぷち✕2作品を用意していきました。元々は七人ものが基本なんですけど、この日はむらかみを含めて六人です。そんな舞台経験のない方々で、緊張もあり探りながらだったんですけどねー、楽しんでもらえたらうれしい。調光室での照明操作体験も興味津々でした。
この方々は、早めに退出されたので、あとは、三人で一本短い本を読みました。今回は、意表を突いてプラトンの対話篇『クリトン』です。実は、いっぺんプラトンやってみようとか思ってて、上演を前提とした戯曲というよりは哲学書に分類される作品ですけど、これはこれで個人的には面白かった。でもやっぱ対話文とはいえソクラテスのセリフ長いなぁ、とか、ちょっと内容も難しいなぁ、で読み手は苦労して重い感じにはなったかも、そこは反省ですとか思いながら、表現て難しいなぁと改めて感じました。
あとで振り返ってみると今日みたいなのも楽しかったです。
次回のリーディング会は、5月21日(日)を予定しています。参加者募集中。
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