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執筆者の写真村上晴彦

ぷち✕2 ドラマ=リーディング 7月



 世間は夏休みですが、夏休み気分もあまり盛り上がらないくらいにまたコロナ感染者が増えている。そんな中ですけど、七月のドラマ=リーディング会を練馬区生涯学習センターでやってきました。昨今の状況に配慮して参加を見合わせる方もおれば、来て下さる方もいて、少ないかもなぁと思ったのですが、むらかみを含めて6人で、まあ何とか形にはなったかしら。ありがとうございました。

 最近割と男性率が高いので、扱う演目も試行錯誤です。今回は木下順二の『夕鶴』用意していきました。男性多めで、短めなものを選んだつもり。古い作品だと思ってたけど、初演は戦後なのですね、初めて知りました。改めて今読んでみると、難しい単語とかなくて、ほんと平易な言葉で書かれている。それでいて、日本人好みな自己犠牲というか、お金じゃ手に入らないそういう愛の形(鶴だけど)が描かれてちょっと泣ける、そんな戯曲でした。初めてまともに読んだけど、結構楽しかった。

 たまたま広い部屋になったのと、夏休みということで、一本は短編にして、むらかみのこれまた短いのを照明入れて読むのをまたやってみた。夏だから「スイカ」。スイカにまつわる話を前に書いたもの一本に、新しく一本書いていった。なので、スイカをイメージして赤と緑の照明です。

 そこにこだわってるてわけじゃそんなないけど、夏らしく怖い話を書こうと思ったが、案の定というか、仕上がり怖くならなかった、かな。そのかわりまた違うところでウケたのが嬉しくて、むらかみの味は出せたのかな、とは思います。

 最近はね、コロナがあってから、それまで来てた方がごぶさたになったり、でも新しい方が来てくれるようになって、ちょっと手探りでやっているところがある。そんな中なんだけど、ちょっとした手応えも感じたこの日でした。

 次回は、8月28日(日)、練馬区生涯学習センターを予定しています。参加者募集中です。コロナ落ち着いてくれないかなぁ。

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