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執筆者の写真村上晴彦

荻窪 荻窪小劇場


 3月になり、まん延防止等重点措置はやはり延長、なかなか厳しいですね。そんな中、自転車で荻窪小劇場まで行ってきました。荻窪今年二回目だー。ここは久しぶりだけど。今年の観劇は、縁故関係が多かったのですが、今回ちょっと隙間といいますか、自分で検索してチケット取りました。そんな時、大体は日時と会場、あとはお値段で決めますけど、こりっちで検索して、¥2000という額がいいかなと思ってこちらにしました。コロナ以降、なかなか¥3000を切る舞台は見ないなあ、学生さんの無料公演とかしか見ないと思って¥3000台のを探すのも結構困難と感じている。一回¥4000は覚悟しないと舞台見られないから、本数減らすかー、とか思う今日この頃、¥2000は貴重だとその時は素朴に思った。演目は、劇団活劇工房さんの『ゴールデンライアー』です。

 で、劇場訪れてみて、チケットもらうとそこには「卒業公演」という文字を見つけて、「あーそゆことかー」と思ったんです。まあそこは単純にリサーチ不足ということで。

 でもまあ、学生さんでもチケット安くても、何かしら見るべきものがあればそれでいいなと思う。もっとも、舞台の値段というのは、基準などあってないよなもんで、そういえばその日の昼間に知り合いの役者(兼演出家)から、「村上さんは良心的過ぎるのよ」なんて言われたっけ。お芝居は、それが学生さんだからか、卒業公演だからか、いろんな意味で力の入った演技を見た気がする。個人的には、ワンピースのルフィ海賊団に正式加入する前のウソップとカヤのエピソードを見たような気分で、まあ肩の凝らない芝居でした。

 演劇は、虚構でありますから、それ自体がある意味全部嘘なわけでして、なかでも客をうならせる良質のものは壮大なゴールデンライアーなのかな、と思った。

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