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執筆者の写真村上晴彦

吉祥寺 ギャラリーリテイル


 元々そういう予定ではなかったんですけどね、別件で吉祥寺方面に行く用事がございまして、ちと検索して見つけたのがこちらのリテイルさんです。初めてのとこだし、お値段が¥2500というのも良いなと思いまして、予約入れて見に行くことにしたんです。

 この四階建ての建物の一階角っこにリテイルさんはございまして、中入ってみると微妙にパーティションのあるオープンスペース。ギャラリーだからこうなんだって思いました。見たのは明日は、寝たくないさんの『アンビルト』です。例によって、時間と値段と場所だけで決めてるんであんまり真面目に考えてなかったけど、「アンビルト」というのは建てられなかった建築のことらしい。そういえば、新国立競技場のコンペの時に、そんな言葉を聞いたなぁと後で思った。

 落ち着いた住宅街に落ち着いた木の床の内装なんですけど、最近デカいとこばっかり行ってたから、こういう小さいところはいいと思った、席数少ないけど。あと、暗幕とかもなくてすぐそこ出口というのがいいな。真ん中にテーブルがあって、周りから観客が見る形。で、暗くならないんですね。明るいままで、客と視線合うかも知れない中で演じるってのはそれはそれで大変だろうなと思った。

 受付通る時から何となく感じてはいたんですが、タイトルもそうだけど、やや内向きな芝居だった。それがいいとか悪いとかはさておき、最近喜劇仕立てが多かったせいもあり、ちと新鮮でしたわ。またなんか探して見に行こうと思った。

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