top of page

御徒町 ギャラリーしあん



 昔のうちを思い出すような三角屋根のおうち。塀は新たに加えたものかしら。このちょっと昭和な小さな一軒家で劇が上演される。salty rockさんの『遠雷、不如帰、青嵐』観に行ってきました。内装は展示スペース用にリニューアルされたものなのか、畳を想像してたんだけど板の間になっていた。でも木のぬくもりを感じられるこじんまりした空間です。窓の向こうに見える小さなお庭と、たまたまなのか狙ったものか工事中の建物を奥に見ながら縁側的スペースで演じられるそこに生きる人々の物語です。まだ始まったばかりなので、あまり詳しくは書きませんけど。

 やや残念だったのは、ここは主催者側にも誤算だったのかな?まあ当然と言えば当然だけど、クーラーの効きが甘く会場が暑かったこと。割と涼しかったのに突然暑くなりましたからね、暑熱馴化ができてないから余計答えましたかねー。そこは何らかの手立てがあってくれたら嬉しいとそれだけは切に思いました。客が暑ければ役者もっと暑いんでね、そこは我慢と、そうやって見るのが芝居だよ、という感覚はあるにはあるのですけどね、あまりに唐突な暑さにちょっとバテました。

 最近たまに見るけど、こういう試みは面白いと思うんでね、もしかしたらもっと暑くなるかも知れないけど、負けずに頑張ってください、ですよ。

 たぶん今回は忘れ物はしてない、と思う。


コメント


© 2023 by Name of Site. Proudly created with Wix.com

bottom of page