イベント翌日、足が筋肉痛です。立ってる時間が長かったせいか、身体を使ったワークに参加したせいか、あるいは自身の発表で調子こいて動き過ぎたか、それともただ単に歳なのか、まあ今日の仕事はちときつかったです。
むらかみに与えられた時間はもろもろ込みの30分。30分で何ができるか結構真面目に考えましたが、幸か不幸か職場で予定時間30分の研修会があり、そこで見事なまでの失敗例に直面しました。話すべきことが大きく三つあるのに、最初の話題で15分も消費してあとが時間を気にするあまり駆け足で中味が薄いまま終わる、というまあそっちじゃよくある現象です。
自分はそうならないように。予定時間で話を終わらせることはこちらの義務と考える、時間感覚というのは演劇を行う上ではとっても重要なのだと思ってます。今回は、いつもとは違って知り合いゼロのほぼアウェイみたいな環境で喋るので、多少気を遣いましたわ。そんな馴染みのないむらかみの肩書きとか経歴とかの前置きなぞ聞く側にとっちゃそんなに興味ないだろうし、ワークショップの中味についてもなるべく短くして、あとは実演に時間を多く割くつもりでした。
ぷち✕2のワークショップは、ごくごく短い専用の戯曲を使用することにたぶん一番の特徴がある。だから、参加者の皆さんにそれを読んでもらうことに時間をかけました。おまけに、皆さんとても素直かつ熱心な方々で、積極的に手を挙げて参加してくださったので助かりました。参加者少なくてお客さんいなかったらどうしよう、とかちょっと思ったけど、一本あたり出演者の倍くらいはいてくれて良かったです。読む方も客席から鑑賞する方も両方体験してもらえたのは良かったです。
で、もっともらしいといえばらしいと言える『キャンプ』という作品をメインに据えて、時間あったらと思ってあと二本、また毛色の違う『まぁぼう少女・スーラータン子』と『だいぶ(DIVE)未来劇場』と計三本仕込んでいったのですが、思ってたよかその場は盛り上がって、三本読むことができました。あとになって考えてみると、緊張もあったかな、一本をもう少し丁寧に掘り下げる、とかフィードバックにもう少し時間割いても良かったとかいろいろ思うのですが、今回はこれで良かったかなと今は思ってます。
イベント全体を振り返ってみると、むらかみの前にアイスブレイクなどのワークが二本に、画像を用いた実践のプレゼンなんかが二本というラインアップで、うちの発表はいいアクセントになってたんじゃないかな、と手前味噌に思いました。
とりあえず無事終わって一安心で、今回、関わって下さった皆さま、ご協力ありがとうございました。次は12月の「冬ぷち」に向けてまた話創なくっちゃ。
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