中目黒 キンケロシアター
- 村上晴彦
- 2019年5月4日
- 読了時間: 2分

中目黒です。こっちが本命で、この劇場は初めてです。もうちょっと小規模なのかと思っていたけど、中入ってみたら固定席を備えて立派な劇場でして、いわゆる小劇場のレベルよりグレードが上の感じがした。さすが愛川欽也・うつみ宮土理ご夫妻といったところ。こんなにゆったり観られるなら、荷物受付で預けなくても良いと後で思ったほど。
今回観たのは、劇団ダブルデックさんの、『地大さんの150年+』です。役者さんたくさんでとにかく動く、全開です。やってる方は大変だと思う。スポーツを標榜するだけのことはあります。演技は、定型化された動きなど含めて個人的にはいわゆるコント的なものを感じた。だから、好みも分かれるかな。少なくとも、ストレートな芝居を期待していくと速さについていけないかったりするかも知れない。北海道開拓期の明治から現代までをなぞって令和までとちょうど時代の変わり目の今にはあっているかしら。そういう意味ではよいと思う。ただやっぱちょっと長いかなとは思いました。特に後半。こういう舞台は、始めちゃったらそれで突っ走るしかないので、パターンも知れるし、最後もだいたい想像がつくというのはありました。役者のみなさんにはお疲れさんという感じです。あと、ここでの¥3000はあってないような相場を考えると安く感じると思った。
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